新型MacBookはクソ!そう思っていました…1時間使うと分かる最強のノートブック!
こんにちは!
今年4月に発売された『MacBook』って皆さんどう思いますか?薄い!カッコいい!一般的にはそんな感じのイメージだと思います。ぼくとしては発表を心待ちにしていたのですが、リーク情報がちょいちょい出る度に「あれ?これ求めていたものじゃないぞ」と残念な気持ちになっていっていました。
発売されてからすぐにお店に触りに行き感触を確かめたのですが、正直お店に置いてあるのを触ったくらいしか経験がないときには、「これはタイプしづらいなぁ」「でもカッコいい!素敵!」というぐらいの印象でした。ってかカッコいい以外は「いらんなぁ」という印象。
一番イラついたのが構造が変わったというキーボードで初めて触ったときはもう腹が立ちまくりでした。いままでのキーボードが奇跡の打ちやすさだったのでなぜそれを変えたんだと。
『MacBook』を買うなら『MacBook Air 13インチ』か『MacBook Pro Retina 13インチ』を買うほうがより幅広く使えて幸せになれると思っていたんです。現状ではどれも買うお金がないけど…(´;ω;`)
だから、なんでこんなもんをAppleは発売したのかなぁって疑問だったんです。100%想像ですけど、USB 3.1 Type-Cをいち早く採用して業界をリードしようとしたのかなぁなんて勘ぐっちゃったり…それかとりあえず薄く!軽く!ってことで全部ひとつのポートで済ませられるUSB 3.1 Type-Cを採用したのかなぁって。
ところがこれは大きな勘違いで『MacBook』は最強のノートブックだったのです。
なぜ最強のノートブックなのか?
まずはノートブックに何を求めるのか?というところで評価は真っ二つになると思います。例えば家に置きっぱなしなデスクトップ的な使い方をしたいのか?それなら『MacBook Pro Retina』を買うか『iMac』を買いましょうとなり、持ち運びをしたいしある程度USBで書類やSDカードで写真を移したりしたいなら『MacBook Air』を買いましょうとなりますよね?
じゃあ『MacBook』はどこに位置するのかというと、それはもう違うところにあると思うんです。
これは完全に私見ですしAppleの見解はまったく知りませんが、そんな用途ならこれまでのままでいいんですよ。
『MacBook』は完全持ち運び特化型なんです。もうそこだけ。故に最強の(モバイル)ノートブック。
他のことしたい?なら他のを買えということなんです。
MacBook Airとの違いは?
『MacBook Air』なら確かに大体なんでもこなせるけど、いわゆる赤魔道士なんですよね。
『MacBook』は確かになんでもこなせないし、むしろ苦手がたくさんあるけど攻撃(持ち運び)特化の黒魔道士なんですよ。
とはいってもPCの攻撃力といえるCPUでボロ負けしてますけどね(笑)
じゃあスペック比較をしてみましょか。
MacBook | MacBook Air 11インチ | MacBook Air 13インチ | |
CPU | 1.1GHz Core M | 1.6GHz Core i5 | 1.6GHz Core i5 |
RAM | 8GB | 4GB | 4GB |
ストレージ | 256GB | 128GB | 128GB |
ディスプレイ | 12インチ 2,304×1,440px |
11.6インチ 1,366×768px |
13.3インチ 1,440×900px |
重さ | 0.92kg | 1.08kg | 1.35kg |
稼働時間 | 9時間 | 9時間 | 12時間 |
※各端末とも下位モデルでの比較表です
一般的な使用で必要な情報だけの表ですが、こう比べてみるとスペックではCPU以外は非常に優れていることが分かりますな!ところが一番の難点があるのです。
それは…価格!!!!!!
下位モデルで148,800円はちょっとやり過ぎな気がします…(´・ω・`)
まぁ円安という理由で異常にApple製品値上がりしてますから、しかたないのかもしれないですけど。
MacBookでぽんたが一番惚れたところ
それは最初はクソすぎると思っていたキーボードです。実は友人が『MacBook』を購入したのでその初期設定などをやってあげたんです。その友達はiPhoneやiPadを使っていないのでApple IDから作ってあげたんですけど、それがよかった。
この時間がなければクソ端末という評価は変わらずだったことでしょう。
はじめはミスタイプばかりでイライラしながら入力していたんです。キーの幅が広いし何より押したのか押してないのかよく分からん謎の手応えですから。
ところが四苦八苦しながら初期設定をやってあげて、Officeのインストールなどをやってあげているうちにこの感触がクセになってきたんですね。そしたら欠点だと思っていた部分が今度は利点に思えてきたんです。
押したか押してないかわからない⇒タイプに力がいらないから疲れない
キーの幅が広い⇒キーを押下した際の有効範囲?が広い
つまり最強のタイピングマシーンですよ!!
デモ機を触ってなんでクソと思ったか分かった
デモ機を触ったときと今回初期設定をしたときで大きな違いは立って触ったか座って触ったかですが、おそらく『MacBook』は立って使うことを考えてはいません。
まぁほとんどのPCがそうでしょうけど、より強くそこを意識させられるのが『MacBook』かなと思います。
小さいのに意外と効果を発揮するパームレストにしっかりと手を置いて、タイピングできる環境であれば驚くほど快適になります。ぜひショップで試すときは立ってちょこっと触るんじゃあなくて、ちょっと中腰というか座るような体勢で試してみることをオススメします!
はじめは感じる違和感がすぐに吹き飛ぶと思いますよ。
iPadの上位端末なんてとんでもない!
よくiPadユーザー向けなんて言われていますが、果たしてそうでしょうか?
iPadがあるならいらなくね?お互いが中途半端で無駄な買い物した感が強くなる気がします。iPadを持っているなら素直に『MacBook Air』か『MacBook Pro』を買ったほうがいいです。
それなら棲み分けがしっかりできて、より幸せになれますよ。
iPadですることとMacですることは明確に分けましょう。じゃないと荷物が増えて大変です。
まとめてみる
『MacBook』に対してあまりにも期待が先行してしまったため、不当な評価になっているんじゃないでしょうか?(主にぼく)
一部のApple信者はなんでもいいでしょうし金持ちは欲しけりゃ買うでしょうが、ぼくらみたいな貧乏サラリーマンはどうしてもひとつで全てをまかなえるものを求めてしまいます。ですが、こいつはそんな要望は一切無視しますよ。
なんでもしたけりゃ素直に…以下略
ですがいまの時代クラウドなんてとっても便利なシロモノが無数にあります。ネットにさえつながればすぐにデータを取り出せる時代なんですよね。
じゃあ別にUSBメモリなんて使えなくてよくね?っていうAppleの考えは理解できなくないですが、
「使いたければアダプタ買えよ!2,200円(税別)な!」
「なに?!映像出力したい?じゃあ9,500円(税別)な!」
というのはさすがといいますか、ちょっと横暴な気がしますね(笑)
ただ、必要ならば『MacBook』にも選択肢はかなりありますし、これからUSB 3.1 Type-Cがメジャーになればなるほど周辺機器も充実してくることでしょう。
この路線は非常に楽しみですから今後の展開に期待したいですね!
APPLE MacBook (1.2GHzデュアルコア Intel CoreMプロセッサ/12型/8GB/512GB/USB-C/ゴールド) MK4N2J/A | ||||
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