docomoが他社に先駆けて解約月を2ヶ月に延長!今後への布石になるか?!
こんにちは!
docomoが他社に先駆けて解約月を1ヶ月⇒2ヶ月に変更しました!
対象になるのは2016年2月に契約満了となるユーザーからです。つまりこれまでだと解約月は3月の1ヶ月間だけだったのが3月4月の2ヶ月間になるってことですね。
そもそも2年割賦が終わった後はいつでも解約できるようにしていないこと、つまり解約月の存在自体が問題だと思うのですけども、docomoの改正を今後そういった制度が変わることへの布石にしなくてはなりません。
というわけで今回はdocomoの解約月の期間変更についてと2年縛りについてでございやす。
docomoの解約月期間変更について
対象となる携帯電話のプランは以下のようになっております。
- カケホーダイプラン
- カケホーダイライトプラン
- データプラン
- デバイスプラス500
- タイプXiにねん
- Xiデータプラン フラット にねん
- Xiデータプラン ライト にねん
- Xiデータプラン2 にねん
- Xiデータプランにねん
んで対象の割引サービスはこれです。
- ファミ割MAX50
- ひとりでも割50
- (新)いちねん割引
- いちねん割引
- 定額データスタンダード割2
- 定額データ128K割
- 定額データスタンダード割
- 定額データ割
- お便りフォトプラン割
- ビジネス割50
- オフィス割MAX50
- トランシーバー割
まぁこちらは正直もうあんまり使っている人はいないでしょうねぇ。
今回の改正でどんな影響がある?
間違いなくauとSoftBankが追随するはずです。しないわけがない。ってか絶対談合してるわこいつら。多分こんな会話してるはずです。
〜 東京都千代田区某社会議室にて 〜
d「最近2年縛りについてさ、ごちゃごちゃうるさいよね」
a、S「そうっすね」
d「ちょっとさぁ、とりあえずウチが解約月を2ヶ月に延長するって発表してお茶を濁すからさ、しばらくしたら同じ内容で発表してよ」
a、S「了解っす。愚民共にはこれで充分っしょw」
こんなんですよ。多分。
しかし変わらないよりはマシなのも事実。上のような会話が行われていないことを祈りましょう。
2年縛りの問題点について
2年縛りは『2年縛り』という言葉だけが1人歩きしてしまっていて、どうも悪い制度だという認識が広がっているようですけども、月々の割引なんかも考えればこれはそれほど悪い制度ではありません。
というよりも諸外国よりもハイスペック端末が安く入手できるという時点でユーザーにとってはメリットのある制度なんですよ。ただ、適正ではない価格を設定して安く見せかけている場合もあります。そういうのが不信感を生むんですよ。
また自動更新というさらにおかしな制度がありますので、これで印象が最悪になっているんですよね。
そもそもなんで2年縛りなのか?
2年縛りになんでなっているのか?これは端末代金を割賦&割引するかわりに2年間は契約してねっていう制度なわけですよ。もちろん割賦じゃなくても2年縛りですけども。
ということで2年縛りじゃなくても契約はできます。ショップ側は奨励金が下がるからやりたがらないでしょうけどね。できることはできるんですよ。ただ基本料金の割引がありませんから結構なお値段になります。
例)docomo カケホーダイの場合
- 2年縛りの場合 月々2,500円
- 2年縛りじゃない場合 月々4,200円
基本料金だけでこのように1,700円の差になります。実質的に2,500円が通常料金なんですけどね。まぁこの表示方法はズルいですよね。もう前提から2年縛りですもんね。それで宣伝するんですからね。
その他にも端末割引が無くなったりしますから実際の料金はこんなもんじゃないです。
問題は2年経ってペイしてるはずなのに自動更新
2年経ったら端末料金はペイしてるはずなんですよ。だから本来は契約を縛る必要はないんです。でも実態は自動更新です。
これが素晴らしくトラブルを生んでくれるのでショップ店員的には非常にウザい。そして説明もめんどくさい。
だから自動更新は止めて欲しいんですよね。これで喜ぶのはキャリア本体だけですもん。他は誰も喜ばないです。
さらなる問題は2年契約なのに実際は2年1ヶ月使う必要がある
2年契約なんですけど、解約するのは2年1ヶ月後じゃないといけません。さらにそう考えると契約初月は契約期間に入っていないようなものなんですよ。初月を入れると解約までに料金を払う期間は26ヶ月間。おかしくね?
2014年2月にiPhoneを買ったぼくの場合だと、契約満了は2016年2月ですけど解約するのは2016年3月か4月でないと違約金がかかります。これおかしい。
割賦も24回払いですが契約期間は25ヶ月になっているんですよね。
こういうところも変えていただきたい。
まとめ
こうやってキャリアが動いたときに我々ユーザーがそれだけで満足してしまうと、本来変えなければいけないところを見過ごしてしまいます。
この記事のようにキャリアはめちゃめちゃ儲けてます。もちろん儲けることは悪いことではないですけれども、公共の電波を使っている以上儲けだけを追求するべきではありません。ましてや生活にも仕事にも無くてはならない『携帯電話』を扱っているんですから、よりユーザーにわかりやすく公平な料金制度にしてもらわなければ困ります。
そしてユーザー側も利用している以上は制度をある程度は知っておく必要はあります。ユーザーの不勉強もキャリアを増長させる要因のひとつです。だからこそわかりやすさが求められるとも言えますけれど。
今回の改正で終わりではなくこれが今後の布石になるよう、我々も様々な方法で訴えていかなくてはなりません。
ではでは