Teclast X98 Plus Ⅱが値段をブッちぎった高性能タブレットでいろいろ笑った【レビュー】
こんにちは!
突然ですが、皆さんはタブレットはお持ちでしょうか?iPadはもちろんandroidタブレットやWindowsタブレットなど、スマホとくらべて市場規模は小さいものの、ある意味スマホよりも多種多様な商品が発売されております。
それにスマホとくらべてタブレットはWindowsタブレットが比較的売れている市場ですね。iPadとandroidの牙城は全く崩せていないようですけど。
そんなタブレットにはandroidとWindowsが両方搭載されている2in1タブレットというものがあります。主に中国メーカーが作っているもので、それなりの性能且つ超廉価という非常に分かりやすい構成になっています。
というわけで1ヶ月程前に、GearBestさんから『Teclast X98 Plus Ⅱ』という2in1タブレットをいただきました。
何の前触れもなくいきなり家に届いたので、出処が分かるまで家族で恐怖していたのですが、もしやと思いGearBestさんに確認してみるとサンプルとして送ったとのこと。急に送ってごめんねと言われましたが、なぜ事前に教えてくれなかったのかイマイチ理解ができません。
まぁとりあえず使ってみたわけですけども、想像を遥かに上回る良コスパタブレットでした。というか、今のタブレットって全部これ以上のレベルなの?
ではレビュー開始です。
Teclast X98 Plus Ⅱレビュー開始!!
もらったのはTeclast X98 Plus Ⅱと、カバーです。
まずは開けます。
最初にびっくりしたのが、実際の商品名と箱に書いてある商品名が違うところですね。とっても中華。これぞ中華。初っ端から神がかっています。コストダウンのために同じサイズのタブレットの箱に入れているんでしょうけど、「そこ?!そこなの?!!」とツッコみたくなります。
この雑さ加減が堪りません。てきとーさに声も出ないですね。……あっ、笑いはでました。爆笑です。というか普通裏にして箱に入れないでしょ!
そうそう、この箱は全く包装されておらず、テープ等で止めてもいませんでした。
そこ?!!コストカットするのそこなの?!!!!!
慎重に取り出してみると、箱から出したばかりなのに指紋が…これちなみにぼくのではありません。あしからず。
タブレット本体と台紙をどけると下には付属品が入っていました。
が、これもぶん投げて入れたことが丸わかりなグッチャグチャ仕様。素晴らしい!
これがタブレット本体と付属品の全てです。
ん?これどこかで見たことがあるぞ……あっ!iPadだ!!
よく見るとiPadそっくりです。感動の瞬間ですね!
サイズも9.7インチですからほぼiPad。iPadがほしいけど、ちょっとお高い…そんな人にピッタリです。
ちなみに一緒にもらったカバーはこんなかんじです。
なんとキーボード付きのカバーでした!太っ腹!!GearBestさんさすがです。
あれ?
キーボードが取れた…(´・ω・`)
どうもこれは磁石になっているらしく、それも非常に弱々しいレベルでくっついているため、カンタンに取れちゃうようです。
なんぞ…。
とりあえず使ってみた
箱を開けるだけで笑いが止まらないTeclast X98 Plus Ⅱですが、とりあえず使ってみました。
すると…驚きの結果が!!
ひとまずカンタンなスペックを紹介します。
- OS android5.1、Windows10 64bit
- CPU Intel Cherry Trail Z8300 1.44GHz 4コア
- RAM 4GB
- ROM 64GB
- ディスプレイ 9.7インチ 2048 x 1536(QXGA)
- 重さ 568g
- サイズ 239.8 x 176.0 x 8.0 mm
- 通信 Wi-Fiオンリー
ちなみにこれで価格は$200を切っています。この記事を書いている時点では、$185.42、大体日本円で19,000円くらいです。
androidとWindowsは電源を入れるとどちらで立ち上げるかを聞かれます。
真ん中の数字は10からカウントダウンしていき、0になったらロゴに色の付いているほうのOSで立ち上げるよってことです。これは電源を切ったときに動かしていたOSが最初に選択されているので、切り替えたい場合はタップして切り替えます。
10カウントを待たずに、OKボタンを押してもOK。
また、androidで立ち上げた場合、専用アプリ『Boot to Windows』がありますのでそちらからWindowsを立ち上げることもできます。
ここは非常にカンタンで、好感が持てます。
問題は基本的に全て中国アプリということ。GearBest版カスタムROMになっているのでPlayストアなどのGoogleアプリはいくつか最初から入っているのですが、それ以外は中国語のアプリだらけです。
もちろん表示も日本語ではないので、最初に日本語化する必要があります。
設定アプリを開いてからの流れはこんな感じ。結構カンタンですが、中国語なので最初は全くわかりませんでした…。
とりあえず日本語化できたのでこれでOK。
その後AnTuTuベンチマークを使ってみました。
なんぞ…なんぞこれは?!
価格から考えると恐ろしいまでのスコアです。盛ってますよ〜と言われたほうが納得します。
去年購入したXperia Z4の購入当初のスコアがこのくらいだった言えば凄さがおわかりいただけますでしょうか?それが$200を切るわけですから、コスパの良さが凄まじい。
ゲームも高負荷のレースゲーム『Asphalt 8』をプレイしてみました。
遅延もほとんどなく非常に快適にプレイできました。
問題はジャイロセンサーなどが搭載されていないというところ。ゲームを全て遊べるわけではないんですね。またそういったものを使うアプリは利用できません。
また、充電が遅いのも困りどころ。Intel CPUですからQuickChageには当然対応していません。バッテリー容量は8000mAhもありますから、なかなか充電されないのです。
が、価格を考えれば超高コスパ端末であることは間違いありません。
解像度の高さを活かして読書にも使えます。
まとめ
Windows10に関しては大変申し訳無いですが、ちょこっと触ったくらいでほとんど使っていません。
っていうのが使いにくかったからなんです。タブレットモードで使ってもあんまり…だし、やはりマウスとキーボードが必要なのかなと思います。
ちなみにTeclast X98 Plus ⅡはOTGケーブルが付属しています。これを使えばマウスやキーボードも接続できますので、ある程度Windows PCとしての用途もこなせます。
価格からは想像もつかないスペックの超高コスパタブレット『Teclast X98 Plus Ⅱ』はタブレットが欲しいけど、あまりお金をかけたくない人にオススメです。
ではでは