カイジの代表キャラ利根川のスピンオフ『中間管理録 トネガワ』を読むと帝愛グループでだけは働きたくないって思うこと請け合い
こんにちは!
本日セブンイレブンで発見し衝動買いしてしまった、『中間管理録 トネガワ』
これは買わずにはおれない
— 山田ぽんた (@pompomyamaponta) 2016年4月9日
『中間管理録 トネガワ』 pic.twitter.com/tbvOD13qf4
家に帰って早速読んじゃいました。
カイジを読んだ人なら誰でも知っている利根川氏。作中での数々の名言はネット上でも未だに様々なところでネタにされるほどの人気ぶり。カイジといえば利根川というくらいに代表的な脇役であり敵役です。
実写映画版カイジでは香川照之さんが演じてましたね。
初めて読んだ福本マンガがカイジだったぼくにとって非常に思い入れのあるキャラクターです。
そんな利根川氏のスピンオフマンガですから、これは読まないわけにはいきません。
というわけで今回は『中間管理録 トネガワ』レビューです。
カイジ好きならとりあえず1巻を読んでみよう
カイジが好きならとりあえず1巻を読んでみることをオススメします。
というのも流れとしてはカイジの最初のギャンブル、『限定ジャンケン』の前の話だからなんですよ。
限定ジャンケンが何をキッカケにして企画され、そしてどのように決まっていったかが描かれています。
その大ヒントはこれ。
キッカケはどう考えても会長ですね(笑)
このシーンが1巻初っ端にあります。なかなかインパクトあるでしょ?それでいて会長らしさが全開。こういうこといかにもやってそうですし。1巻を開いた瞬間爆笑してしまいました。
相変わらずの飛び抜けたブラック企業ぶりを発揮しております。労基署に駆け込もうとしたら地下帝国で工事させられそうですし怖すぎ。
んでまぁとりあえずここから限定ジャンケンが企画されていくわけです。
以下若干のネタバレリーナアリ。
中間管理職の悲哀。利根川ってすげぇ苦労したんだなぁ
もう企画段階からグッダグダ。そして会長に気まぐれで邪魔されまくり。
カイジでは見ることのできなかった裏での利根川の苦労を知ることができます。
会長の存在以外は会議をしたり慰安旅行に行ったり結構普通の企業で利根川が部下に気を使ってるところとか笑える。
そういえば中間管理職って言っても利根川の役職が何なのかはカイジ本編でもまったく明かされてませんよね?本作でも一切それは明かされません。
呼ばれ方も利根川さんだったり利根川先生だったりで全く統一されてませんし。
会長の側近中の側近なんでしょうから(確か当時帝愛No.2)代表権のない社長?でもそんなかんじはしないし…何なんだろ?
ってかそもそもこいつらまともな業務何もしてねぇし(笑)
ただ、好みは分かれると思うわけです。
ぼくは非常に楽しめた『中間管理録 トネガワ』ですけども、これかなり好みが分かれると思いますね。
カイジ本編を読んでる人ならクスッとくる描写が散りばめられており(例:焼き土下座の鉄板でバーベキュー)ニヤニヤニタニタしながら読めます。ってかカイジ本編を読んでない人はまず手に取らないでしょうけど。
ですが、カイジ本編のようにギャンブルしたりってのはありませんしギャグにかなり振ってますから、利根川のイメージはおもいっきり崩れます。
数々の名言とEカードで行ったカイジとの勝負、それと最後の焼き土下座で『かっこいい敵役』のイメージがある利根川も会長に振り回されるただのサラリーマンだったんですよ。
ですからぼくとしてはいい意味でイメージが崩れて楽しめましたが人によってはかなり拒否感がありそうです。
まとめ
とりあえずおもしろかった。久々にマンガを買いましたからね。
まずは1巻読んでみて、それで楽しめたら2巻も絶対に読むべき!カイジネタが随所にでてきますからもう笑いが止まりませんよ。
ぽんた超オススメマンガなのは間違いないですよ(・∀・)
でわでわヾ(oゝω・o)ノ))