SoftBankがiPhoneの店頭修理受付を5/9から開始!販売〜修理がワンストップで可能に
こんにちは!
SoftBankが5/9より『iPhone店頭修理サービス』を開始することになりました!
正規の修理代理店(アップルサービスプロバイダ=ASP)に持ち込むかAppleCareに連絡して修理・交換をしてもらう、もしくは街に溢れている非正規の修理店に持ち込んで保証を消滅させるしかなかったiPhoneの修理がキャリアショップでできるようになるのは非常に画期的です。ユーザーの利便性がかなり上がりますね。
画像はLINE公式ブログより
5/9からスタートするにあたって、実施店舗は2店舗しかないようですが今後増えることは間違いないでしょう。
ちなみに実施店舗はこの2店舗
- ソフトバンク表参道
- ソフトバンクグランフロント大阪
最初が大都市しかないのはしょうがないところですね。
また、対象となるiPhoneはSoftBankで購入したiPhone4以降のiPhoneとなります。
ということで今回はSoftBankが始めるiPhoneの店頭修理受付についてです。
キャリア初のiPhone店頭修理受付をSoftBankが開始!
iPhoneの1番のネックは修理のしにくさでした。SoftBankでは独自の保証があるとはいえ、あくまで修理ができるのはAppleストアかASPのみです。そこでかかったお金を利用料金の割引という形で返金してくれるというサービスだったんですね。
auはAppleCare+しかありませんし、docomoも独自のサービスをやっているとはいえ店頭持ち込みでは交換してもらえません。電話でのやり取りしか方法がなかったんです。
だから近くにAppleストアやASPが近くにない場合には必ずタイムラグが生じていました。電話が壊れて困っているのにすぐに修理・交換をしてもらえないし代替機すらないというのは非常に不便だったんですよ。
しかし、5/9からSoftBankが始める『iPhoneの店頭修理サービス』は文字通り店頭で修理の受付をしてくれますし、基本的に即日その場で修理してくれます。故障内容によっては後日になることもあるみたいですけどね。
修理内容について
iPhoneの修理・交換をしてくれると言っても、どういう内容になるのかは気になるところですよね。
画像はSoftBank HPのスクショ
本体交換修理というのは外装がぶっ壊れているとか水没してる場合などがあたります。
その場で整備済み品との交換を行ってくれるということなのですぐに使えるようになりますし楽になりますね。
バッテリー交換についてはAppleCare+加入の有無とAppleのバッテリー劣化の基準に照らしあわせて有償・無償での交換になるようです。
ディスプレイはその場での交換はできないようですね。となるとAppleCare+に加入している場合は端末ごと交換してもらったほうが良さそうです。
修理する際の料金
AppleCare+に加入しているのならもちろん料金はAppleCare+が適用されますが、SoftBank独自のあんしん保証パック(i)プラスなどに加入している場合、もしくは保証自体に加入していない場合は以下の料金が適用されます。
画像はSoftBank HPのスクショ
いつもApple製品の修理代金を見ると思うんですが、保証に加入することの必要性を訴えてくる料金ですね…恐ろしや。
AppleCare+に加入している場合、iPhone6s/6s Plusは11,800円、それ以外のiPhoneは7,800円で修理・交換できますから加入をおすすめいたします。
あんしん保証パック(i)プラスに加入している場合、最大で90%まで利用料金から割引されます。
詳しくはこちら⇒利用方法 | あんしん保証パックサービス | サービス | モバイル | ソフトバンク
SoftBank直営の2店舗からスタート。その後の展開は?
スタート時の実施店舗は最初に挙げましたが
- ソフトバンク表参道
- ソフトバンクグランフロント大阪
この2店舗です。どちらもSoftBankの直営店舗ですね。
ソフトバンク直営店一覧(Sep,2014) | SAE [ Semper avarus eget ]
キャリアの考えとして、こういったサービスを開始するなら直営店舗からというのは当たり前ですね。失敗は絶対に許されませんからね。
Appleの保証が使えるという点から見てもSoftBankがASPとしての認定を受けているようなものでしょう。
ではこれを今後各代理店の運営するソフトバンクショップで実施するとすれば、各代理店がそれぞれASPの認定を受ける必要があり中小の代理店にとっては人材確保の面からもコストの面からも負担がかなり大きいです。しかしそれではこのサービス自体の意味がなくなりますね。
今回の『iPhone店頭修理サービス』の規約を読むとこのような記述がありました。
第 5 条 修理業務委託
弊社は、弊社の判断と責任のもとで、第三者に本サービス(これに付随関連する業務を含み ます)の全部又は一部を委託することができるものとします。
ASPに修理業務を委託できるというふうに読めます。
直営店舗で実施すること自体がSoftBankが認定を受けているというより外部の業者が入っている可能性もありますね。
代理店が実施するとすれば自前でASPを運営している企業以外は、ショップに専用窓口を設けてASP業者に委託するということになるんではないでしょうか?
恐らく代理店が実施する場合、最初はプレミアムショップからスタートして順次拡大ということになるでしょう。小さな代理店やショップだと対応できないでしょうし。
『iPhone店頭修理サービス』の注意点
基本的にAppleストアやASPで修理に出す場合と同じく、データが必ず全て消えます。ですから修理に出す前にバックアップが必須ですね。もちろんバッキバキに壊れているなら不可能ですが。
正規の方法以外で修理されている場合は受付ができないようです。これは街のiPhone修理屋さんなんかで修理した場合ですね。改造と同じとみなされますから、くれぐれも保証期間内は正規の方法で修理するようにしてくださいね。
現時点(2016年4月29日)ではiPhoneの修理・交換のみ受け付けるようですから、SoftBankで購入したiPadやAppleWatchはこれまでどおりAppleストアかASPで修理するしかありません。
SoftBankで修理した後に不具合が出た場合は90日以内であれば無償修理になることもあるようです。保証が切れるギリギリに修理したとしたらこれはありがたいです。
まとめ
キャリアでしかできないことをキャリアがやるという意味でぼくは素直に素晴らしいと思います。
日本国内で正規販売が出来るのはAppleストアを除いてdocomo・au・SoftBankのキャリア3社だけです。そのキャリアがキッチリアフターフォローが出来る体制を作ってくれることでiPhoneの便利さがより増しますね。
今後他社も同様のサービスを実施してくれることを望みます。
ではでは