もしもシークスが相変わらずチャレンジしています!MVNO初の『通話定額プラン』を発表!!8/17から!
こんにちは!
いま日本に数あるMVNOの中でももしもシークスはちょっと異彩を放っております。現在はdocomoの白ロムをどこかから調達してきて、それをSIMといっしょに販売するというスタイル。もちろんSIMのみもありますよ。
別の業者のように中華スマホを使っていない点は非常に好感が持てます。それにdocomoの白ロムと言っても型落ちしまくった昔のモデルではなくiPhone6やXperia Z3、Xperia Z3 Compactなどのdocomoの売れ筋を投入しております。
ってかXperia Z3ここで買えるじゃん…docomoで申し込んだあとだよ(´;ω;`)で、でもぼくは新品未使用docomo正規品だもんね!後悔なんてしてないもんね!
そんなもしもシークスが先日なかなかびっくりな発表をしました!
なんとMVNO初の『通話定額プラン』を始めるというのです!
ついにMVNOもここまで来たか…そんなかんじです。
市場もだいぶ煮詰まってきて、野心的な業者と保守的というかMNOの模倣みたいな業者と別れてきてますね。その中でもしもシークスは野心的な業者に入ると思われます。
今日はもしもシークスとそのプランがどういったものなのか?について書いてみます。
もしもシークスはちょっとよそのMVNOとは違う
最初にも書きましたけれど、もしもシークスはこういったプランを発表する前から変わったやり方をしていました。
こちらのブログが大変詳しくもしもシークスの端末調達方法を記載してますのでぜひご覧ください。
危ない橋を渡りますねぇ…。注目すべきはここ!
docomoと直接の関係のない小売りや、個人がどこか適当なMVNOと白ロムをセットにして「格安スマホよりお得なセットだよ~」と宣伝するのは商売の一つだと思いますが、docomoとMVNO関係を結んでいながらdocomoの利益にならない白ロムとのセットを大々的に販売というのは挑戦的を超えて挑発的です。
しかもiPhoneの再販を新品(もしもシークス的な表現ではアウトレット品)として出しちゃっているわけですから、普通に白ロムセットを売るよりも色々厳しいApple社からのプレッシャーがdocomo側にかかってお見逃しの可能性もより低まる可能性があります。
また「赤ロム」の危険性があるのを認識しながら、それを契約商品とセットにしてしまうというのもかなり危ういと感じます。赤ロム端末はいわば不正取得した端末と考えていいわけで、それを通信事業者が商品として売ってしまうのは本来ありえない構造でしょう。
MVNO業者としてかなりグレーな手法をとっていて、しかもユーザーが購入した端末が赤ロムになってしまう可能性をわかって販売しているということ。
なかなかチャレンジャーです。企業倫理的に問題があるやもしれません。
ユーザーにとってどれだけメリットがあるのか?
ユーザーにとって確かに赤ロムになるリスクはありますが、通信料が安くキャリア端末をセットで購入できるというのはメリットになりそうです。しかもiPhoneやXperiaですからねぇ。
端末代はクレジットカードの一括払いしかできないというのもありますが、まぁそれは大してデメリットにはならないでしょう。
特に今はiPhone6を2万円引きしております。
新品未使用品をある程度販売会社として保証がある状態で売るとしたら、今の価格だったら適正より安いんじゃないかと思います。
例
もしもシークス iPhone6 16GB⇒59,800円
amazon iPhone6 16GB⇒59,600円
とまぁざっと調べたらこんなかんじでした。これを見ると高くはないですよね。
新発表の料金プランについて
料金は以下のようになります。
基本コース | あんしんコース | まんぞくコース | |
基本料金 | 1,980円 | 2,980円 | 3,980円 |
無料通話 | 3分/1回 30回/月 | 5分/1回 30回/月 | 10分/1回 100回/月 |
通話料 | 39.8円/1分 | ||
データ容量 | 1GB | 7GB | 7GB |
『通話定額プラン』とは言っても、MNOのように完全に国内通話定額制というわけではなく縛りはありますね。去年はじめにSoftBankがやろうとしていた定額プランと似たようなかんじになってます。
それにしても安い。電話なんて今日日ほとんどしねーよという人にもそれなりにするけど長電話はしないよという人にもどちらにも対応しています。
それ以外だともう仕事で電話する人ですからね。このプランじゃあむしろ赤字になるレベルだと思います。
ってかヘビーユーザーほど電話の比率が落ちているんじゃないでしょうか?LINEだけじゃなくSkypeもMessengerもなんでもありますからね。それでもこの安さなら保険の意味も込めて『あんしんコース』よりも1,000円払って『まんぞくコース』を選ぶ人が多そうです。
ですからボリュームゾーンになりそうなのは『まんぞくコース』ですね。
プランのスタートは8/17から。
まとめ
もしもシークスはやたらと自由なイメージですから、もっと軌道に乗って存在感が増すと日本の通信業界に大きな風穴を開けてくれそうです。
今回のプランもよそのMVNOは全く手を付けずに通話料金半額でお茶を濁している状況。そこをガツンと攻めるあたりやはり野心家ですね\(^o^)/
危ない橋をあまり渡らないでいただきたいですが、それもまたらしさかなとも思えますのでこれからも引き続き業界を揺るがす存在でいて欲しいです。
ではでは