docomoからXperia Z5 CompactとGalaxy Active neoの発売日が発表!!
こんにちは!
本日『Xperia Z5 Compact SO-02H(以下SO-02H)』と『Galaxy Active neo SC-01H(以下SC-01H)』の発売日が発表されました。
『SO-02H』は11/13に発売で『SC-01H』は11/12に発売するとのことです。
今回のdocomo冬春モデルではコンパクトモデルが上記の2機種を含めて4機種発売されます。大型化がひたすら進んできた中でコンパクトモデルが見直されてきたというのはいいことですね。
ただ問題はそれが使えるスペックかどうか?これが大事ですよね?
今回はこの『SO-02H』と『SC-01H』が果たして使える端末なのかについて書きます。
SO-02Hは問題なし。SC-01Hはなんでこれを発売するのレベル。
もう見出しで完全に結論を言ってしまっているんですが、ひとまずこの2機種のスペックを表にしてみました。
端末 | Xperia Z5 Compact SO-02H | Galaxy Active neo SC-01H |
OS | Android 5.1 | Android 5.1 |
CPU | MSM8994 オクタコア 2.0GHz×4 1.5GHz×4 |
MSM8916 クアッドコア 1.2GHz |
RAM | 2GB | 2GB |
ROM | 32GB | 16GB |
ディスプレイ | 4.6インチ(720×1,280) HD | 4.5インチ(480×800) WVGA |
メインカメラ | 2300万画素 | 800万画素 |
サブカメラ | 500万画素 | 200万画素 |
サイズ | 127 x 65 x 8.9mm | 133 x 770 x 10.1mm |
重量 | 138g | 154g |
バッテリー | 2700mAh | 2200mAh |
待ち受け時間 | 400時間(4G) | 490時間(4G) |
防水 | ◯ | ◯ |
カラー | 黄・白・黒・コーラル | 白・黒 |
このようなスペックになっております。
『SO-02H』についてはこれはコンパクトモデルとしてはほんとにハイスペックですよね。これまでの情報では発熱に関しても『Xperia Z4』ほどではなく心配しなくてもよいレベルとのことですのでかなり安心できます。4K動画も問題なく撮影できるようですし。
しかしながら『SC-01H』はスペックを見るだけだと「なぜこれをいま発売するのか?」と思わざるを得ません。もちろん特長である『MIL規格準拠』に加えメーカー独自の検査に合格しているという頑丈さについては他の追随を許しませんけども。
SO-02Hは間違いなく『買い』の端末
コンパクトモデルが欲しいなら間違いなく今回のdocomo冬春モデルの中では『買い』です。今後発売予定の端末と比べてもやはりスペックは頭ひとつ抜けています。
また、デザインはやはり安定のXperiaですからね。そろそろ変更してもいいかな…って思ってもやっぱりカッコいい!カラーも4色ともいい色です。実際にモックの質感はかなりよかったです。
こちらにモックを触った感想が書いてます⇒docomoショップでXperia Z5 SO-01Hの実機をようやく触ってきたよ! - ぽんたが携帯電話をいじくってみる
SC-01Hはちょっとオススメできません
もちろんdocomo利用者がコンパクトモデルでかつ頑丈なモデルが欲しいという要望もあるでしょうからそういう人にはピッタリだと思います。が、そういうある種ニッチな要望にしか答えられない端末なんですよね。
いまどき解像度は最低HD(720×1,280)は欲しいところですが、『SC-01H』に関してはWVGA(480×800)と解像度的に非常に低い。せっかく頑丈なのにそれをレジャーに持ちだして写真や動画を撮ってもそれを低い解像度でしか楽しめない。その場で見る楽しみが無くなってしまいます。
これでは何のためのスマホやらわかりません。
また、以前に『Galaxy S5 Active SC-02G』という端末がありましたが、やはり求められるのはあのレベルのスペックでしょう。ということでスペックを比較してみます。
端末 | Galaxy Active neo SC-01H | Galaxy S5 Active SC-02G |
OS | Android 5.1 | Android 5.0 |
CPU | MSM8916 クアッドコア 1.2GHz |
MSM8974 AC クアッドコア 2.5GHz |
RAM | 2GB | 2GB |
ROM | 16GB | 16GB |
ディスプレイ | 4.5インチ(480×800) WVGA | 5.1インチ(1,080×1,920) HD |
メインカメラ | 800万画素 | 1,600万画素 |
サブカメラ | 200万画素 | 210万画素 |
サイズ | 133 x 770 x 10.1mm | 145 x 74 x 9.2mm |
重量 | 154g | 171g |
バッテリー | 2200mAh | 2800mAh |
待ち受け時間 | 490時間(4G) | 570時間(4G) |
防水 | ◯ | ◯ |
カラー | 白・黒 | 緑・グレイ |
う~ん、コンパクトモデルと当時のハイスペックモデルとの違いとはいえ、やはり明らかに違い過ぎますね。『SC-02G』の方が圧倒的にスペックが優れています。それにどちらもLTE UEカテゴリー4ですから最大通信速度に違いはありません。受信時150Mbpsです。
ちなみに2015年11月9日現在では『SC-02G』は新規・機変・MNP問わず実質0円なんですよ。
これならよっぽどコンパクトモデルが欲しい訳ではなければ『SC-02G』を購入したほうがよっぽど長く楽しめそうです。
「何のために発売するの?」ってレベルでしょ?
まとめ
今回発売日が発表されたコンパクトモデル2機種は両極端ですよね。
販売数も対極になりそうです。もちろん『SO-02H』の方が圧倒的に売れるでしょう。まぁこれはわかりきったことですかね。
ただ、『SC-01H』はコンセプトとしてはおもしろいです。なぜこのスペックなのか?どうしてニッチなところしか狙いにいかないのか?ニッチなところ+一般層も狙えるスペックにしなかったのはなぜなのか?
疑問は尽きません。非常にもったいない端末だと思います。
docomoショップではなぜか勧めてくると思われますが(Galaxyは大抵勧められる)、『SC-01H』は購入すべきではないと思います。
ではでは