DTI SIM ノーカウント(ポケモンGO通信量無料プラン)は一考の価値があるのか?
こんにちは!
一時期は猫も杓子もスマホを見ながら街中を歩き回っていたポケモンGOですが、皆さんは今もプレイされていますでしょうか?
都会では分かりませんが、下関ではサービス開始当初とまではいかないまでも未だにそこそこプレイしている人を見かけます。気になるのが、いわゆる若者よりもそこそこにお年を召した方のほうが多いかなってところなんですが、よくよく考えると下関のぼくが住んでいるところは超々高齢化が進んでいるのでこれはなんとも判断ができません。
ちなみにぼくは毎日平均1時間ほどプレイしています。メタモンまだ捕まえられない…。
※もちろん歩きスマホは非推奨です。ポケモン出現時やポケストップをくるくるするときは歩道の隅っこでやるべきです。
そんなポケモンGOですが、気になるのがこれからどんなポケモンが追加されるのか?…はもちろんのこと、プレイ時間に比例して多くなっていくデータ通信量ですよね。
さすがにキャリアはできないようですが、MVNO各社はここに着目して、対応プランを発表しています。今回の『DTI SIM ノーカウント』もまさにこれ。名前の通りポケモンGOのデータ通信量をカウントしないというものになっています。
ほぅ…一見良さそうですが、これ目当てで契約して得はあるのかってのが気になりますよね。最悪のパターンが、契約したはいいものの開通後1ヶ月くらいでポケモンGOをやめちゃったときです。ナンノコッチャですよ。
データ通信SIMならすぐに解約すればいいのですが、通話SIMだと最低利用期間は1年です。もしすぐにポケモンGOをやめちゃっても残りの期間気持ちよくDTI SIMを使い続けれられないのであればなんだか損した気になってしまうのが人情ですね。
というわけで今回は『DTI SIM ノーカウント』についてです。
DTI SIM ノーカウントで得する人損する人
DTI SIMはDTI(ドリーム・トレイン・インターネット)が2015年9月に開始したdocomo回線のMVNOです。
最安を常にDMMモバイルと競っている印象ですね。
そんなDTI SIMが12月5日から提供し始めたのが、『DTI SIM ノーカウント』というプラン。とはいっても現状では『DTI SIM ノーカウントβ』を事前に利用していたユーザーのみ移行できておりまして、全くの新規の受付になると2017年1月16日以降になります。
では『DTI SIM ノーカウント』はどのようなプランかといいますと、元々データ通信容量が月5GBのプランに『DTI SIM ノーカウント オプションP』が無料でついて、1年間はポケモンGOの通信が無料になるというものです。
dream.jpより
この画像でおわかりいただけると思います。
通常と変わらない料金で月に5GBデータ通信ができて、さらにポケモンGOが無料ってなわけです。ポケモンGOはプレイ中に常時通信をしていますよね。それが無料ってのはかなりデータ通信量の節約になります。
なんだよ、めっちゃおトクじゃあないかっ!!よしっ!!キマリ!!みんなDTI SIMにMNPしようぜ!!!!!
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ん?ふと思ったのだけれど、ポケモンGOってどのくらいのデータ通信量なんだろうか?
ポケモンGOのデータ通信量は?
ぼくは漠然と「ポケモンGOは常時通信しているから相当な通信量になっているはず」と思っていました…これがもし、もし先入観ってやつならぼくは腹を切ってお詫びしなければなりません。うそです、そんなことしません。
というわけで調べてみました。
まずは前提条件から。
- 1日のプレイ時間は平均1時間弱
- 主に毎日の通学や保育園の迎えの際にプレイしているので、そこまでいろんな場所でプレイしない。
- 基本下関ばかりです。つまりは田舎です。都会とは違うのだよ…
- 利用しているSIMは楽天モバイル
こんなところです。
そうそう、調べ始めたのは10月頭です。ふと思ったとかウソです。ごめんなさい。
ではこちらの画像からご覧ください。
これを見ると10月5日に通信量の統計情報をリセットしているのがおわかりいただけるはずです。
そしてこれが1週間後の10月12日18時43分時点の通信量です。
1週間で12.6MBしか使っていません。
ってことは、1日平均1時間弱だとして、ポケモンGO7〜8時間遊ぶとこのくらいになるってことですよね。毎日1.7MB前後ということになります。
えっ?こんなもん??少なすぎね???田舎だから????
とりあえず次はもっと長いスパンです。
12月10日16時33分時点での通信量はこのようになっていました。もちろん一度もリセットしていません。
日数としては10月5日〜12月10日で67日間ですね。平均1時間弱ってことなので、おおよそ70時間くらいとしておきましょう。
これを計算してみると、1時間辺りのデータ通信量は205MB÷70時間=約2.92MBとなります。最初と比べて一気に2倍近く増えているんでなんだか不安になってきましたが、2ヶ月弱の間に子どもとちょっと長めに遊んだ日も何日かありますからこれが原因だと思われます。
いずれにしてもぼくの環境でのポケモンGOにおけるデータ通信量はこの程度だってことなんですね。
ぼくが1ヶ月間毎日平均1時間プレイしたとすると、約88MB程。これくらいなら誤差の範囲内じゃね?ってレベルですよ。
なんだよ…。全然いらねープランじゃんよ!!
まぁ他の地域だとこれがどうなるのかは分かりませんし、超絶ヘビーユーザーだととんでもない通信量になる可能性もあります。が、そんな人は2017年1月16日を待つまでもなくフルコンプしちゃっているのでは…?なんて思わなくもないですね。
あれれ〜?気になる説明があるよ〜?
意気消沈しながらもDTI SIMの当該プランのページを読んでいると気になる一文を見つけました。
まずはこちらの画像をご覧ください。
dream.jpより
この部分にご注目。
※2現在提供しているノーカウントオプションの対象データ通信は、Niantic, Inc.が配信するAndroid版/iOS版『Pokémon GO』において、開発・サービス提供元であるNiantic社が利用しているドメインへのデータ通信です。
Google MAPに対する通信やGoogleアカウントによる通信等、『Pokémon GO』がNiantic社以外のサーバーを利用する場合はノーカウントの対象外となります。
大事なところは太字にしました。
ポケモンGOをプレイすることでどのくらいGoogle MAPが通信量を使うのかなどについては分かりかねますが、これじゃあ結局どれだけ無料になるのか分からないです。どれだけ得したかがわからないなら魅力が半減ですよ。
まとめ
これ、別にいらなくね?
そんなことを考えてしまいます。
元々の料金が安いのでそれにプラスαと考えると魅力を感じることも無きにしも非ずですが、わざわざこれを選択する気にはならないですね。
まぁ今後もがんばってください。
ではでは