SBパートナーズがSoftBank MVNOとして『ANA Phone』を12月上旬に発売!使っているだけでマイルが貯まります。
こんにちは!
SBパートナーズとANAがタッグを組み、『ANA Phone』を12月上旬に発売すると発表しました。
予約開始は11月2日10時〜となります。
SBパートナーズというのはSoftBankのグループ会社です。SoftBank回線のMVNE事業を行っております。SoftBankがMVNOを推進していく上で、2015年7月に設立した会社です。
以前ご紹介した『Hitスマホ』もSBパートナーズがMVNEになっています。
料金プランは現状のSoftBankとほとんど変わりはなく、契約期間もいわゆる2年縛りですから、SoftBank回線のMVNOとはいえ他社のMVNOを同じように考えると面食らうと思います。
では特徴、というか目玉は何なのでしょうか?
『ANA Phone』の目玉は契約しているだけでANAのマイルが貯まるところでしょう。
- 選択した料金プランによって毎月マイルが貯まる(最大600マイル)
- ANAで1区間搭乗すると4,000マイルが貯まる(2年間で最大5回まで)
このようにマイルが貯まっていきます。
料金プランとマイルについてはこちらの表をご覧ください。
毎月最大600マイル、1回の登場で最大4,000マイル×5回って言うのはあくまでも『最大』でして、プランも『最大』にしていないとそこまで適用されませんね。
しかも、これは最初の2年間のみです。
3年目以降はこのようになります。
搭乗でのマイルは無くなりますし、毎月のマイルも半分以下になりますね。
あくまでも『SoftBank回線を通常レベル(料金は)で使いながら、マイルも貯まるよ』っていうサービスと認識しておいた方が良さそうです。
ぼく自身は現状ほとんど飛行機に乗りませんし、乗ったとしても金銭的にスターフライヤー一択なのであまりメリットは感じませんが、ANAを普段使っている人はいいのかもしれません。
ただ、通信速度などはどのようになるのか未知数です。
端末はXperia XZが用意されており、SoftBankで購入時と同じく月月割も用意されているようです。
端末価格は未定だが、ソフトバンクが販売するXperia XZと同等になる見込みで、「月月割」のような割引サービスも付くという。
スマホを使ってマイルがたまる「ANA Phone」、ソフトバンクのMVNOとして提供 - ITmedia Mobileより
ANAオリジナルのホーム画面などがプリインストールされるそうです。
11月2日の予約開始と同時にコールセンターも開設されます。
2年縛りですから、契約途中の解約には9,500円(税別)の違約金がかかります。
と、ここまで機械的に紹介してきましたが、最後にぼくの私感を書きます。
ぼく個人としてはANAのマイルに惹かれるものはありませんから、MNOと同等料金のバリューとしては全く不要と思います。ですが、明らかに通常のMVNOと目的が違うのでこれはまぁいいです。ニッチ(に当たるか分かりませんけど)なところを埋めていくのも悪くはないのでしょう。シェアは取れないでしょうけど。
ぼくがSoftBankに望むことは、より安くSoftBank回線を使えること。先日始まったHitスマホだってdocomo系やau系のMVNOに比べれば安くはありません。
SoftBankが何をしたいのか分かりかねます……。
マイルと同時にヘイトも溜めそうなサービスよりも、参入業者を増やすことが大事なんじゃあないですかね?
ではでは