SONYワイヤレスヘッドホン『MDR-XB950BT』は低音好きのマストアイテム【レビュー】
こんにちは!
先日、SONYのワイヤレスヘッドホン購入検討記事を書きました。
悩んでいたのは超低音重視の『MDR-XB950BT』とバランス型『MDR-ZX770BN』の2つ。
この記事を書いて数日悩みましたが、やっぱりSONYが好きで低音好きなら、SONYお得意のドンシャリサウンド(ドンだけかも)を楽しんでやれ!との思いで、『MDR-XB950BT』を購入しました。
清水の舞台から飛び降りるつもりでMDR-XB950BTを注文した!
— 山田ぽんた (@pompomyamaponta) 2016年9月30日
届くの楽しみやでぇ(^ω^)ぼくの人生で最も高い音響系の買い物や!
上のツイートでも書いてますが、初めての高額ヘッドホン(ぼくにとっては)なので注文するときはドキドキでした。いいのかな?後悔しないかな?そんな不安と、どんな音なんだろう?これまでの体験を遥かに凌駕するような音質なのかな?という期待が綯い交ぜになった複雑な気持ち。
というわけで今回は、SONYのワイヤレスヘッドホン『MDR-XB950BT』のレビューです。
※バカ耳且つ音響ド素人のため変なことを書くかもしれませんが、生暖かく見守ってください。
ソニー ワイヤレスステレオヘッドセット ブラック MDR-XB950BT/B
超低音重視ワイヤレスヘッドホン『MDR-XB950BT』レビュー
カンタンな開封の儀をば。
箱はシンプル。他をあまり知らないのですが、値段の割に安っぽい印象です。
これを開けると…
さらに箱!!さながらマトリョーシカです。
まさかこの中にも箱が…??
なんてことはなくヘッドホンとご対面です。かっこええやん!!
中身はこんなかんじ。
欲を言えばACアダプターも欲しかったんですけども…まぁいくらでもほかで代用が効きますからね。と、思いきや、説明書にとても気になる記述が…。
推奨以外のUSB ACアダプターを使わない
USB ACアダプターを用いて充電するときは、必ず推奨のAC-UD20(別売) を使用してください。
- https://www.sony.jp/ServiceArea/impdf/pdf/45409440M-JP.pdfより
じゃあセットにしろよ!!
気にせず他社のアダプターを使ってますがもし爆発したらお知らせします。
ワイヤレスヘッドホンですから様々なスイッチや端子が左右についています。
こちらは左側です。
んでこちらは右側。
ジョグスイッチはSONY!!ってかんじがしますね。これは触った感触で分かるのでかなり使いやすいです。
開封の儀はこれにて終了します。
実際に使ってみての感想
これまでオンイヤータイプのイヤーカップしか使ったことがなかったのですが、MDR−XB950BTはアラウンドイヤータイプです。しっかり耳を覆ってくれます。
ノイズキャンセリングはありませんが、密閉されるので充分外の音を遮断してくれます。これを着けて外を歩いていても、トラックが側を通るとかでない限り大丈夫です。
メガネマンのぼくは痛くならないか心配でしたが、そんなことは全くないです。柔らかくて優しい素材でした。しかも疲れない。が、暑い。まぁ暑いのはしょうがないですね。これからの季節はイヤーマフ代わりにも良さそう(笑)
超低音仕様ってフレコミだったので、中音高音はカスカスなのかな?って心配していましたが、そんなことは全くありませんでした。もちろん低音は恐ろしいほどでますが、キチンとボーカルもキレイに聴こえますし、「おっ!こんな音が鳴ってたのか!」と気付かされることもあります。解像度って言うんですかね?これも高いと思います。
あと目玉要素の『エレクトロ・ベース・ブースター』のON・OFFでかなり音が変わります。
ONの状態だと、脳が揺れます。鼓膜から中耳、内耳、三半規管へのダメージが心配になります。EDM系を聴くとヤヴァい。ぶっ飛びます。外でトランス状態を味わえます。
もちろんロックやパンクも相性抜群です。
特にオススメは
- Fear, and Loathing in Las Vegas
- MAN WITH A MISSION
- Gacharic Spin
- BOOM BOOM SATELLITES
などのバンドですね。
外で白目を剥きながら歩いています。
OFFにすると、かなりおとなしめ。といっても『エレクトロ・ベース・ブースター』ONに慣れている耳だからそう聴こえるんだと思います。ボーカルを強調した曲を聴くときなんかはこちらのほうがいいんじゃないですかね?
有線だと『エレクトロ・ベース・ブースター』OFFと同じ状態です。PS4は有線接続でプレイしてますが、さすが有線接続です。充分すぎるほどいい音でプレイできてます。サラウンド機能がないのは残念ですが、それは高望みしすぎというものでしょう。
低音特化ながらも、楽しみたい音楽に応じてある程度音質を変えられるのは素晴らしいと思います。
ちなみにバッテリーは非常に長持ちします。届いてから10日程経ちますが、初日にフル充電してから一度も充電していません。毎日2〜3時間くらいはワイヤレスで聴いているのにです。
残念なポイント
ぼくにとっては総じて満足の『MDR-XB950BT』ですが、少しだけ残念なポイントがあります。
まず、充電中は一切Bluetooth接続ができないところ。
バッテリーが非常に長持ちするのでそれはいいんですけども、充電中しながらBluetooth接続ができないんですよね。有線接続はできるのですが、それだとケーブル増えまくりでイラつきはMAXです。
また、有線接続をすると『エレクトロ・ベース・ブースター』が使えないのももったいないなぁって思いますね。どれだけ凄まじい音になるのか聴いてみたかったんですが…。
あとは高音質での接続(AAC/apt-x)が自動ではなくこちらで毎回操作する必要があるところです。と言っても難しいことではなく、電源を入れるときに電源ボタンとボリュームボタンの+を同時押しするだけなんですけど。カンタンとは言え毎回やるのは煩わしいですね。
こんくらいの些細なポイントしか気にならないとも言えます。
MacでAAC/apt-x接続するためには?
MacってSBCでの接続しか通常はできない仕様になっています。LDACに対応しろとは言いませんが、これじゃあせっかくの高音質ワイヤレスヘッドホンが宝の持ち腐れです。
ところがMacでAAC/apt-x接続をする方法があります。
AppleからHardware Tools for Xcodeってデベロッパーツールをダウンロードして有効にするだけなんで超絶カンタンにできます。
- Sign in with your Apple ID - Apple DeveloperにアクセスしてApple IDでログイン
- Hardware Tools for Xcodeをダウンロード(その時の最新版)
- Bluetooth ExplorerでAAC/apt-xを有効化
これで終わりです。超絶カンタン。5分で終わります。
詳しい方法はこちらをご覧ください。
まとめ
低音が好きなら、そこそこお手頃な高コスパ高音質ヘッドホンが欲しいなら、SONYが好きなら、これは買いです。マスト。お部屋探しじゃないよ?
やっぱりSONYはいいです。これからもSONY信者であり続けます。
ではでは
他のSONY製品を見てみたいならSONYストアもオススメです。