『Pixel』と『Pixel XL』はNexusにはなかったIP53準拠の防水防塵性能に。それってどのくらいの性能なの?
こんにちは!
10月4日に発表される、Googleの新スマホ『Pixel』と『Pixel XL』ですが、防水防塵性能がリークされました。
この記事によると、『Pixel / Pixel XL』の製造を担当しているHTCが発売したHTC10と同じく、IP53に準拠した防水防塵性能になるのだそうです。
Nexusシリーズでは防滴性能まで。それもIECの基準に満たないレベルのものでしたが、ようやくGoogleスマホにも防水防塵の波がやってきたということですね。
Pixel / Pixel XLが準拠すると言われてる『IP53』って?
IP53の防水防塵性能というのは、『IPX3の防水性能』と『IP5Xの防塵性能』を持っているということになります。
防水性能であるIPX3というのは『防雨型』と呼ばれておりまして、読んで字のごとく噴霧水に対する保護を規定しています。
つまり「雨の中で使うくらいなら大丈夫だけど、水を思いっきりかけたり沈めたりしちゃあダメよ」ってこと。
防塵性能であるIP5Xというのは粉塵が侵入することはほぼなく、もし侵入しても多少なら問題なく使用できるというレベルです。
ちなみにiPhone7 / iPhone7 Plusの防水防塵性能はIP67ですし、Xperia XZはIP68です。それを考えるとPixelの防水防塵性能は高いとは言えないですね。水に浸ける使用シーンがトイレに落とすくらいしか浮かばないので、通常の使用であれば『防雨型』程度で充分なのかもしれませんけど。
そもそもIP〇〇とは?
IPというのはIngress Protection(侵入への保護)という意味です。
それをどのくらいのレベルなのかを数字で表しているわけですね。
その規格を国際電気標準会議(International Electrotechnical Commission=IEC)という団体が定めているのです。
まとめ
ついにGoogleのスマホも防水防塵になりましたが、他社のフラッグシップ機と比べればかなり低い性能になっています。
これは単純にコストカットのためなのでしょうか?であればそのコストをどこに使うのか、または価格面でのフィードバックに期待ですね。
ではでは
ETORENでは海外SIMフリー版『Pixel / Pixel XL』を取り扱っています。