ASUS好きでZenfone 3がどうしても欲しいのでなければXiaomiを買えばいいじゃない(追記アリ)
こんにちは!
先日ついに発表された日本仕様のZenfone 3シリーズ。
「おいおい、値段高くね?」「日本を舐めてやがる!」と非難轟々です。日本の電波事情にマッチした構造になっていたり、デュアルSIM・デュアルスタンバイ且つauのVoLTEに対応という日本メーカーじゃあ国内で絶対に流通させないであろうスマホになっています。
発売されるのは3機種。Zenfone 3とZenfone 3 Deluxe(下位)とZenfone 3 Deluxe(上位)です。
価格はZenfone 3が39,800円でZenfone 3 Deluxe(下位)が55,800円、そしてZenfone 3 Deluxe(上位)が89,800円とぶっ飛んだ値段になっています。が、Zenfone 3 Deluxe(上位)はauが使用しているCDMA2000に対応していますし、ROMもRAMも圧倒的。でも高い。
ユーザーがZenfoneシリーズに望んでいることとメーカーの想定がちょっとズレているような気がします。あくまで日本国内においてはですが。
その他詳しいスペック解説などはこちらにおまかせいたします。
さて、今回の記事のテーマはこれです。
「別にASUSに魂を捧げてないなら同等以上のスペックで安いのがいくらでもあるで」
ぼくがオススメしたいのはXiaomi(小米)です。
Xiaomiのスゴいところ
2010年に創業したXiaomiはそこから瞬く間に中国国内の販売数トップクラスのメーカーになりました。さらに今では世界的に見ても販売数トップクラスのメーカーです。元々PCを製造していたり家電を製造していたわけではなく、イチからのスタートでです。中国国内でのスマホ需要が高まるのに合わせて大きくなっていった形ですね。
某リンゴスマホのデザインやリンゴOSのUIを露骨にパクッたりしてましたが、今ではリンゴだけでなくGalaxyもパクッています。素敵なチャイナ思想でここまで露骨ならそれはそれでいいのかと思ってしまいます(←いいわけがない
さて、Xiaomiの戦略をざっくりと言えば『ハイエンドスマホを薄利多売で売る』ことです。これがいつ方針転換するのかは分かりませんが、現状でもこの戦略は貫かれています。
超恥ずかしいのですが、このブログを始めたばかりの頃にもXiaomiにちょっと触れている記事を書いていました。
うわっ!まじでひでぇ記事だ!!
実際はOnePlus Oneについて書いてあるのですが、2年前のぼくですら注目していたメーカーってことです。
勢いはスマホだけに留まらず、家電やアパレル、ノートブックも販売しているなんだかよくわからない総合メーカーへと成長しています。
Xiaomiはどこに向かうのか…?
Xiaomiのスマホは安くてハイスペック
Xiaomiの特徴は、『安くてハイスペック』これに尽きます。
他社と比較して圧倒的に安い。それでいて他社のハイエンドスマホと同等以上の性能です。
ベンチマークアプリの代表格であるAnTuTuベンチマークでは、Xiaomiのフラッグシップ機が大抵トップ付近に居座っています。コスパだけで語るなら最強のスマホメーカー、それがXiaomiです。
Zenfone 3?別に必要なくね?
(2016年10月1日追記)
こちらの記事で上げた画像のスコアは今回紹介したXiaomi Mi 5 32GBでは出ないスコアでした。明らかな間違いを記事にしてしまい大変申し訳ありませんでした。
Xiaomi Mi 5にはモデルが複数ありまして、こちらの画像のスコアはその最上位のもの。記事内で紹介したモデルは最下位モデルの32GBのものです。
違いとしてはRAM容量とクロック数です。
RAM容量は4GBと3GB、クロック数は2.15GHzと1.8GHzの違いがあります。
今回ご紹介したモデルのAnTuTuスコアは10万前後になるようです。
間違った情報を平然と書いてしまい、重ね重ねお詫びいたします。
また、ブコメやTwitterで間違いをご指摘いただいた、id:tolkine9999hさんありがとうございました。
(追記終わり)
Zenfone 3との価格差を考えてみる
Xiaomiは残念ながら日本市場に参入しておりません。今後の参入に非常に期待しているんですけども、未だに中国市場メインで基本はネット販売っていう姿勢を崩しません。
さて、日本で発売されるZenfone 3は最下位モデルで39,800円というのは最初に書きましたが、海外版では28,800円と非常に安いです。諸々他にお金がかかりますけど、技適に通っていないこと以外では日本で使うデメリットは特にないように思えます。
⇒ASUS Zenfone 3 32GBをEXPANSYSで確認する
ではXiaomiの製品はいくらくらいなのでしょうか?
GearBestでXiaomi Mi 5を調べてみると、現在日本円で約30,000円ほどでした。
⇒Xiaomi Mi 5 32GBをGearBestで確認する
GearBestだと送料等はかかりませんから、表示されている価格そのままです。
スペック的にはZenfone 3より圧倒的に上。ベンチマークは2倍超の差です。
(Zenfone 3は62000前後⇒ZenFone3のベンチマーク結果比較)
問題は日本語化するのがしんどいこととGoogle Playアプリがデフォルトで入っていないことでしょうか?そこがハードルにならない方であればZenfone 3よりも幸せになれることでしょう。
日本語化についてはこちらのサイトが詳しいです。
後はdocomo回線では3GがバンドⅠ、4Gがバンド1とバンド3しか対応していないこと。docomo回線が大半のMVNOでは若干不安かもしれません。まぁ田舎のぼくが同じような対応バンドの別の中華スマホで通信したら快適に通信ができたので最近ではあまり問題がないのかもしれませんが。
技適は…もちろん取得してませんので自己責任でどうぞ。
とりあえずぼくは欲しい。でもPS4を先に買います。ごめんなさい。
その他Xiaomi製品について
Xiaomiの扱う製品の幅広さはこちらをご覧いただければおわかりになると思います。
スマホ、PC、家電、アパレルとなんでもござれです。
その全てが安い。
一例として、XiaomiのPC『Xiaomi Air 12』はCore m3搭載でSSDは128GB、某リンゴノートを彷彿とさせるデザインで60,000円前後です。日本語化がめんどくさいみたいですが、そこさえ超えられるならなかなかお買い得ですよね。
中国メーカーの製品にあまりいいイメージが無い方もいらっしゃると思いますが、一度覗いてみてください。
豊富な商品は見ているだけでおもしろいですからね。
まとめ
Xiaomiはぼくがいま一番日本市場に参入して欲しいメーカーです。というかXiaomiの参入で日本の硬直したメーカーをぶっ壊して欲しい。それだけインパクトのあるメーカーだと思います。
ちなみに上で紹介したXiaomi Mi 5の後継機である、Xiaomi Mi 5sとXiaomi Mi 5s Plusがまたぶっ飛んでます。価格も同程度になるようですから、発売が待ち遠しいですね。
今後のXiaomiにも注目です。
ZenfoneのASUSなんか目じゃねーぜ!
ではでは