全く英語が分からないぼくがWWDC2016キーノート(基調講演)を見た感想
こんにちは!
いや、こんばんは?どちらかというとおはようございますですね。
WWDC 2016キーノートの感想を、画像無しのテキスト一本勝負でお送りいたします。
おっと。さっそく画像をぶち込みましたがアイキャッチ用でこれくらいは許してください。
さて、日本時間6月14日 午前2時に始まったキーノートも午前4時頃に終了いたしました。これを書き始めたのが4時8分です。眠い…。
今回のWWDC 2016キーノートでの目玉、というか1番注目されていたのは新しいデバイスですね。MacBook ProとMacBook Airの2つが注目されておりましたが、残念ながら新デバイスの発表はありませんでした。
また、前回前々回の記事でお知らせした、iMessage for androidですがこれも無しです。
ぼくとしては期待していたんですがこれは結局噂で終わっちゃうんでしょうかね?
WWDC 2016キーノートを見ての感想をざっくりと
今回はWWDCらしく全てソフトウェアの発表でした。watchOS、tvOS、OS X⇒macOS、iOSとこの順番での発表でした。
正直英語がしんどくて視覚だよりでしたが、おおよそ理解できた範囲で書いていきますね。
watchOSとtvOSについて
watchOSとtvOSに関してはあまり興味がないという残念すぎる理由により、ただでさえ分からない英語がさらに耳に入ってきませんでした。ただ、watchOSの『Scribble』は素晴らしい。手書きでメッセージの入力等ができるのでこれまで『確認する』ことがメインだったApple Watchが『入力する』ことも手軽にできるようになるってことですね。また、アプリの起動が速くなるというのもいいポイント。サードパーティのアプリもネイティブアプリとして提供するようにっていうニュースが以前ありましたが、その効果でしょうか?正直まだまだ現状では選択肢には入りにくいですが、Apple Watch 2如何によっては非常に有力な選択肢になりそうです。
OS XはmacOSに
macOSは噂通りOS X⇒macOSとなりました。『macOS Sierra(シエラ)』になるようですね。
まずは『Auto Unlock』ですが、Apple Watchでのロック解除はおお!ってかんじですね。Appleらしい囲い込み方ですよね。
そしてぼくのとしては結構盛り上がったのが、『Universal Clipboard』です。なんとmacOSとiOS間でクリップボードの共有ができるっていう恐ろしい機能なんです。例えばスマホでコピーしたURLをそのままMacでペーストできるってことですよ。できたらいいなって機能ですよね。それができるんです。MacとiPhoneならね。
iCloud Driveもなかなかおもしろい。MacのデスクトップにあるフォルダをiOSデバイスで開けるというもの。さらに『Optimize Storage』というものでMacのストレージをiCloudに突っ込んじゃうってことみたいなんですが、どうも容量が一杯になったら古いファイルを自動的に解析していらなければ捨てるし、必要ならiCloud Driveに放り込んでくれるようです。いろいろスゴいな。
ApplePayは相変わらず日本がおま国状態なのでこれは興味無しです。一応Macでも使えるようになるってことみたいですね。
その他はまぁ使ってみて便利ならよしってとこでしょうか?
とは言えSiriはよさそうですね。ぼくは全く期待してなかったんですが、Siriで制御できる部分が非常に広く、また賢いようです。デモを見ていてちょっとワクワクしました。
ちなみに今回のSierra(シエラ)ですが、調べてみるとYosemite(ヨセミテ)国立公園があるシエラネバダ山脈っぽいですね。⇒シエラネバダ山脈 (アメリカ合衆国) - Wikipedia
iOS10は10の新機能が追加
iOSは凄まじいアップデートです。iOS『10』に合わせてでしょう、10の新機能が追加されておりました。多すぎるのでとりあえず箇条書きしていきます。
- iPhoneを手に取ればロック画面が表示されるように
- ロック画面で3D Touchが使用可能に(通知の内容を確認できる)
- コントロールセンターからの音楽再生がより使いやすく(スワイプで専用のタブになる)
- Siriがサードパーティにも開放される。サードパーティアプリも音声での操作ができるように
- キーボードが賢くなる。連絡先なんかも予測変換に出てくるように。
- iOSの写真アプリに顔認証機能が追加される。
- 写真アプリで様々な条件での検索とGoogleフォトのように自動で写真を組み合わせたムービーを作成する機能が追加。BGMも数種類選べるように
- マップアプリが使い物になるように?サードパーティアプリとの連携ができるようになるようなのですが、結局Googleマップでよさそうでした。
- Apple MusicがUI刷新。Connectはやはりなくなり、非常にシンプルなUIになっておりました。おもしろいのが歌詞が表示されるところ。これは家でのカラオケが捗りそうです。
- ニュースアプリは日本ではおま国なので興味なしです。
- HomiKitはバックトゥザフューチャー2の世界になりそうでそれ自体はすばらしいと思うんですが、いかんせん実際に使うようになるのはいつになるやら…ってかんじです。
- 通話アプリがVoIPでも使えるように?APIを提供するようなのでLINEやSkypeなどのサービスと連携できるようになるようです。
- メッセージアプリは進化、というよりFacebook Messengerのようになっていました。
最後らへんは箇条書きになってないけど許して。必要ないなぁって機能もありますが、基本的により便利になりそうですね。通話アプリがいいなぁって思います。キーノートを観てると連絡先に電話番号だけじゃなくWeChatだっけかな?VoIPアプリの番号も一緒に保存されてました。これで電話する際にはとりあえず通話アプリを開けばOKってなるのは便利ですよね。
あとはメッセージアプリが絵文字に予測変換できたり、バブルのエフェクトを数種類選んで送信できたり、手書き入力ができたりとすごいことになってました。いや、別にそこまでは…ってレベル。あとはiMessageをサードパーティに開放するようで、ついにスタンプが登場します。これがあるならなおさらandroidでも提供すればおもしろくなるのになぁ…。
最後に
新製品は結局ありませんでしたが、最後にSwiftを学ぶためのツールとして『Swift Playgroundアプリ』を発表していました。これは無料で秋にApp Storeで公開するようです。子どもに使わせて学ばせたいですね。
今回見ていて、中国企業なり中国アプリなりを激推ししていたことがちょっと気になりました。それだけ中国が大きな市場なんでしょうが、ちょっと複雑。日本企業の名前が全く出てこなかったと思います。
それにApplePayなどのサービスが相変わらず日本で始まらないのも物足りませんね。もう日本仕様はFeliCa搭載しろよって思いますわ。もしくはFeliCa陣営が規格を合わせてくれ。
OSの更新は全て秋ですから、それまでより完成度が高まるのを待つとしましょう。
ではでは