Xperia Z4をandroid 6.0へ!Xperia Z3+のROM焼きにチャレンジ⇒その結果は…?
こんにちは!
BlackBerry Privを購入しandroidのメイン端末が変わってしまいましたのでこれはチャンスとXperia Z4の海外ROM(Xperia Z3+)化にチャレンジしました。
というのもXperia Z3+のandroid 6.0 Marshmallowはとっくに配信されているのに、未だもってXperia Z4には配信されてません。Xperia Z5へは異常に早かったのに…ということでdocomoROMへ見切りをつけ、海外ROMを焼くことにしたわけです。
海外ROMを焼くのは久しぶりで、Macでやるのは初めて。しかしこれは国内メーカーではXperiaでしかできないことですからやっぱりやり始めると楽しくて熱中しちゃいますね。失敗も多くて文鎮化待ったなし!ってところまで行っちゃいましたけど何だかんだ最終的に焼くことに成功しました。
ってことで今回はXperia Z4⇒Xperia Z3+化のROM焼きをした結果をお伝えいたします。
※一応書いておきますが、今回ご紹介した内容を元に実際にROM焼きを行って何らかの不都合が生じてもぼくは責任取りませんので。androidカスタム=自己責任です。
Xperia Z3+ROMで幸せandroid生活
幸せなandroid生活を送るためにROM焼きをするなら準備が必要です。
Windows PCユーザーとMacユーザーで方法は若干異なります。
Windows PCユーザーが必要な準備は
- PC Companionのインストール(こいつの有無で助かる命もある)
- Android SDKの導入
- FlashToolのインストール
- 焼きたいftfファイルのダウンロード
- 失敗してもめげない心
Macユーザーが必要な準備は
- Bridge for Macのインストール(PC Companionと理由は一緒)
- Android SDKの導入
- FlashToolのダウンロード
- 焼きたいftfファイルのダウンロード
- わからなくなっても諦めない心
どちらも1番大事なのは最後の『心』です。諦めたらそれで試合終了ですよ。
Windows PCユーザーの方はこちらのまとめが非常に役に立つと思います。
⇒【Android】Android SDKのセットアップ方法 - NAVER まとめ
⇒【XPERIA】Flashtoolの使い方 - NAVER まとめ
めっちゃ丁寧に書いておられるので、ここを読んでおけば問題ないでしょう。
Macユーザーはこちらのブログが役に立ちます。
こちらで紹介されているFlashToolのバージョンとは現在は異なってまして、最新版を使うと多少手順的なところで違いがあります。それとぼくの知識では結局できないこともありましたので最後は力技でやり切りました。
MacよりWindows PCのほうができることは豊富なのですが、とりあえずMacユーザーでROMを焼いてみたいってだけならMacで充分可能です。ですからBootCampや仮想化ソフトは必要ありません。
文鎮化を恐れては幸せになれない
さて、準備が整ったらいよいよROM焼きなんですが文鎮化を恐れてはダメです。
そもそも文鎮化しても昔のようになんでもアリな頃とは違い、ROM焼き程度しかできませんから復旧も容易ですので『ガンガンいこうぜ』でやっちゃっていいんでないかな?と思います。自己責任でね!
ところでここまで読んでROM焼きの手順は?とお思いでしょう?
実は全くスクショを撮っておらず説明しようにもできないのです(´・ω・`)
まじですんません。そのかわりにXperia Z3+化でどのくらいXperia Z4はできる子になったのかをお見せします。
圧倒的性能差に愕然…数値も体感も全然海外ROMがイイ!
今回android 6.0にしてみて、それも海外ROMにしてみるとやっぱりdocomoROMはヒドいんだなってのが分かりますね。
ってことでぼくは上でご紹介したブログを参考にdocomo版Xperia Z4にXperia Z3+のandroid 6.0 ROMを焼いたんですが、これホントに全然動作が違うんですよ。超機敏にサックサクと動作します。買ったときから『設定アプリ』を開くと一瞬止まって、一呼吸置いてからじゃないとフリック操作を受け付けてくれなかったんですけどそんな現象に見舞われることなくサックサクと動いてくれます。
体感的にかなり違うのでベンチマークアプリで計ったら相当差が出るんじゃね?
それならば計ってみよう!
んで計りました。
まずこれはXperia Z4 docomoROM時のAnTuTuでのスコアです。
ちょっと低すぎるんですよね。これってスコア的にミドルスペッククラスと同等なんですよ。もうね、実際に何をやってもガックガク。結構嫌気が差してたんですよね。
ところがXperia Z3+のROMを焼いて、アプリなどもなるべく同じにした状態でやってみたところ驚きのスコアに!
これなぜかXperia Z4ってなってますけど、実際はXperia Z3+(D6553)のROMです。
スコアが一気に2万以上上がっているんですよ!これはまじでびっくりした。
Xperia Z5とのスコア比較です。
それなりにいい勝負してます。
さらにもう1つのベンチマークアプリ3DMARKでも計ってみました。
スコアは1204と出ましたがこれだけじゃあよく分かりませんね。
比較対象としてXperia Z5シリーズのスコアをお見せしましょう。
なんとXperia Z5シリーズに圧倒的に勝っているんです!!不遇のXperia Z4/Z3+の苦労が報われた瞬間ではないでしょうか?
3DMARKはグラフィック性能を計るベンチマークアプリなのでより快適にゲームをプレイできるってことです。
よがっだなぁ(´;ω;`)
おサイフケータイが必要なければキャリアROMにこだわらなければいいじゃない
海外ROMにした場合、キャリアROMとの大きな違いはプリインストールアプリとおサイフケータイの有無です。プリインストールアプリにキャリアのクソアプリが無いのはいいんですが、FeliCa対応ができませんのでおサイフケータイは使えなくなります。
今後日本でも海外と同一規格のNFC決済やFeliCa対応の端末に互換性を持たせる可能性もありますが現状では使えません。
ですからおサイフケータイが不要であれば日本のキャリアROMにこだわる必要はないんですよ。
それよりも普段使いで軽快に動作するほうがぼくとしてはよっぽどいいんじゃないかな?って思います。
注意!!やっちまうと保証はきかねぇぜ?
自己責任自己責任と何で連呼したかというと、ROM焼きやっちゃうと保証から外れる可能性が非常に高いからなんですよ。もし文鎮化してもうどうにもなりませんってなっても絶対キャリアの保証は使えません(電話したらめっちゃ怒られる)
だからどうかなってもなんとかできるって思うのならやってみてもいいんじゃないでしょうかね。
ぼくと紹介した記事のブロガーさんへのクレームは絶対に止めて欲しいです。全て自己責任。
ただ昔のバンバンrootが取れてた頃よりは文鎮化する危険性は低いと思います。キャリア端末だとできることの幅がかなり狭いですからねぇ。
まとめ
ぼくとしては海外ROMを焼くのは大賛成です。自分で解決できる人はドンドンやってしまっていいと思います。より楽しく幸せなandroid生活を送るなら日本のキャリアROMなんかを使っていたらかったるくて仕方がないですもん。
せっかくXperiaっていうそれなりに世界的にメジャーな端末を使っているなら色々やって遊ぶのもいいもんです。それでぶっ壊れるのもまた一興。
皆さんも楽しいandroidライフを送ってくださいまし。
ではでは