ZenFone2で日本のSIMフリー市場はどう動くんでしょ?
最終更新日:2015/5/17
こんにちは(・∀・)
これまでの常識を覆す現状最強のSIMフリースマホ『ZenFone2』ですが、はたしてこれから日本のSIMフリー市場はどうなっていくのでしょうか?
ぼくのブログをわざわざ検索で見に来てくれた方には釈迦に説法かもしれませんが、結構日本人にはSIMフリーとSIMロック解除がワケワカメな人が多いです(´・ω・`)
【市場調査】携帯端末購入に関する定点調査。SIMロック解除の認知度は約73%だが理解しているのはその半分。スマホ所有率は約63%、内AndroidとiPhoneが約半々
実際代理店で働いていても正確に理解している人って多くないのが現状なんです。大丈夫かな…?って思いながら現在働いておりますが、やっぱり大丈夫じゃあないですねw
これじゃあ日本でのSIMフリーの定着は夢のまた夢…キャリアに文句を言いながらもそこで止まって結局キャリアの言うなりになっている日本人に問題がありますね。これまではそうするしかなかったわけです。入手できるSIMフリーもロースペックで、ハイスペックが好きな日本人としては選択肢に入りづらかったというのもあると思います。それにこういう情報を積極的に取り入れるということをしないですしね。
『ZenFone2』ののような信頼と実績のあるハイスペック端末の登場が日本人の感覚を変えてくれることを期待しますが、今回は『ZenFone2』はその他のSIMフリー端末と比べて安いのかについて書いて、これからのMVNOやSIMフリー端末の動きを予想してみたいと思います。
ZenFone2とその他SIMフリー端末の価格比較をしてみる
日本版『ZenFone2』は高い!そのように言われてもいますが、日本で最近発表され話題になった『VAIO Phone』と『Xperia J1 Compact』の2機種と、性能と価格を比べてみてそこからじゃあほんとに高いのか安いのかを比べてみたいと思います。
ZenFone2は高いのか?
『ZenFone2』の価格は確かに海外は安いです。その価格の差はなんで生じるのかがよくわかりませんが、『ZenFone2』の海外との価格差がどんなもんかを以下の記事で軽く調べてますのでぜひご覧くださいまし。
なぜか文中で『ZenFone2』の価格を調べてますw
スペックはいろんな端末と比べられているので割愛しますが、そのスペックはASUS自身が言っている通りまさに『性能怪獣』です。もう正直ここだけで「買い」だとおもいますが、日本国内で販売されているSIMフリー端末との価格差はどうなのか?相対的に見て安いのか否か?ここが結構重要ですよね(・∀・)
まずZenFone2は
公式ストアで38,664円~54,864円
となっています。
まぁその性能から考えると、
妥当どころか割安ですね(・∀・)
また、Nifmoで契約すれば以前もチラッと書きましたが
月々1,575円の24回払いで購入可能です。
(一括だと37,778円)
ZenFone2との端末セット!HPからの申し込みで5000円キャッシュバック
下位モデルですが普通に買うより安いですね(・∀・)
最上位ではないですが、上位モデルが49,464円(税込)で販売されております。
【国内正規品】ASUSTek ZenFone2 ( SIMフリー / Android5.0 / 5.5型ワイド / デュアルmicroSIM / LTE ) (レッド, 4GB/32GB) ZE551ML-RD32S4 | ||||
|
端末価格は48,000円(税別)となってますが、税込みだと51,840円…おいおい、『ZenFone2』より高いじゃないか!これはおっとっとな値段ですね(;´∀`)さらにdocomo回線のMVNOなのにFOMAプラスエリアに非対応なんです。これじゃあ地方に住んでいる人は買っても後悔するだけですよ。
と、思っていたら、どうもVAIO PhoneもFOMAプラスエリアを非公式ながら掴むようです。
それにしてもなぜこの性能をこの価格で自信満々で販売できるのでしょうか?
VAIOの名前だけで買う層=ライトユーザーを相手に楽な商売をしようってことですかね? 猛省を促したいですね!
Xperia J1 Compactは買い?
こちらに関してはもうほぼそのまんま『Xperia A2』ですから、性能的には問題はまったくありませんね。安心と信頼のXperiaブランドですからね。
ただ、『まんま』であるがゆえにもうただの『Xperia A2』なんですよ。
プリインアプリが違うくらい?対応周波数もまんまdocomo仕様ですから、
「一括で買ったし、UQにしようかな?」や
「たまにはSoftBankも素敵だよね!」なんて思っても、Satisfactionは得られないのです!!!!
さて気になる価格ですが…
なんと54,800円!!
う~ん…ちょい高ですね(;´∀`)
割賦にすると月々2,283円なんですが、言ってしまえば型遅れの端末が最新のZenFone2よりも高いわけです(´・ω・`)
試される信心ですね…
白ロム買うたらもっと安いんちゃうの?って思ったんでXperia A2の白ロム探してみました。
Xperia(TM) A2 SO-04F【Lavender】 | ||||
|
余裕で『Xperia J1 Compact』より安かったです。なんともバカにした話です(゚Д゚#)
ほぼMVNOの選択肢がdocomo回線しかない現状では、『Xperia J』を買う必然性は感じませんね。
今回のまとめ
結論から言いますと、まだまだ市場がしっかりできていない日本では信頼性なども考慮すれば特に、『ZenFone2』に勝るコスパの端末は新品では存在しません…
MVNOへのMNPもかなり増えるのではないでしょうか?それによってこれまでの「携帯電話はキャリアからしか買えないもの」という大多数の日本人が持っている固定観念がくずれていくことでしょう。
速い!安い!かっこいい!と日本人の大好きな三拍子が揃ってますゆえ、少なくとも今年一年は安泰…というより席巻するのは間違いないですね!
これを契機に、日本の端末メーカーがどんどん淘汰されていくのではないでしょうか?日本人にとってよりよい環境ができれば幸いです。
ではでは(・∀・)