ぽんたが携帯電話をいじくってみる

XperiaについてやiPhone、その他android端末情報とキャリア施策についてなどのスマホ情報にMacのことなどなど

MENU

Google謹製ファイル管理アプリ『Files Go』はAndroidユーザーのマストアプリ

こんにちは!

Androidユーザー待望のアプリがついに配信開始です。

それは『Files Go』

f:id:pompomponta:20171207225254j:plain

多少…いや、かなりアイコンがダサい気がしますけれど、それだけで判断するのはもったいないですよ。

play.google.com

以前当ブログでも開発中の『Files Go』を取り上げました。

pontablog.pompomponta.com

Google謹製のファイル管理アプリで簡易なファイルマネージャーとしても使えます。さらに元々が新興国等のロースペック端末向けのアプリですから、キャッシュのクリアやファイルの削除、SDカードへの移動なんかもできるんですね。

そして、目玉機能(だとぼくが思っている)がファイル共有です。

Android端末同士がそれぞれアプリをインストールしている必要はありますが、iOSのAirDropのようにその場でファイル共有ができるんです。

これまでだとあってもサードパーティアプリでしたし、Google謹製ってのが何より安心ですよね。PCを介す必要もなく、目の前にいるのにメールやLINEなんかのメッセージングアプリを使う必要もなく、サクッとファイル共有ができるわけです。AirDropでサクサクファイル共有しているiOSを尻目にせっせとメールを送る時代は終わりを告げるわけです。

というわけで今回は、Googleがついに正式配信した『Files Go』についてです。

Androidユーザーのマストアプリ『Files Go』 

『Files Go』の『Go』ってのは、ロースペック端末の『Android Go』から来ています。上でも書いているように新興国なんかで売られているロースペック端末に搭載されているわけです。

それの最新バージョンである『Android Oreo(Go Edition)』にプリインストールされるアプリになります。

今後の展開次第では機能の拡充と併せて、全Android端末にプリインストール、さらにファイル共有機能は標準機能化されるんじゃあないでしょうか?それに期待したいところですね。

では現状、どんなふうに使うんでしょうか?

ファイル共有以外は最低限度の機能

というわけで自分のAndroid端末にインストールしてみました。

Galaxy Note8とXperia X Compactです。

まずはファイル共有以外の機能を、非常にざっくりとお伝えします。

アプリをインストールして開くと、権限の確認をされてこの画面になります。

f:id:pompomponta:20171207225641j:plain

このページはストレージタブでして、パッと見でどんな機能があるかがお分かりいただけると思います。

  • 使用していないアプリの削除
  • アプリキャッシュの削除
  • ダウンロード済みのファイルをダウンロードフォルダからSDカードへ移動
  • 重複したファイルの削除

などなど、ストレージ容量を少しでも増やすためにがんばってくれるわけです。

例えばアプリキャッシュの削除をするならば、

f:id:pompomponta:20171213212346j:plain

これだけでストレージ内のアプリキャッシュが削除できます。もちろん特定のアプリも除外できますからゲームなんかを中断している場合も安心です。

目玉機能!オフラインでのファイル共有

では目玉機能である、ファイル共有機能について見ていきましょう。

f:id:pompomponta:20171213214702j:plain

送信するための操作は非常にカンタンです。

まずは最初の画面で『ファイル』タブをタップ、その後上の画像の手順でとりあえず進めていきます。

f:id:pompomponta:20171213214831j:plain

送る相手に自分を分かってもらうために名前を決めます。ここで入力した名前が相手に表示されます。これは設定からも変えられますのでとりあえずお互いにわかる名前にしておけば大丈夫。

今回は試しにGalaxy Note8からXperia X Compactに送ってみます。

f:id:pompomponta:20171213215216j:plain

こちらがGalaxy Note8側、つまり送信側です。

『ぽんやま』ってのはXperia X Compact側での名前です。

f:id:pompomponta:20171213215319j:plain

こちらがXperia X Compact側、つまり受信側です。

これで接続は完了。認識はかなり早く、送信側はすぐに受信側の名前が表示されます。が、接続の失敗が多いときもあり、そこらへんの原因はイマイチわからないんですが、まだまだ不安定なところもあるのかもしれませんね。

送ったファイルはぼくのアイコン。

f:id:pompomponta:20171121002120j:plain

100KBちょっとのデータですから、これは爆速で共有完了しました。

f:id:pompomponta:20171213221838j:plain

ちょっとしたデータなら素早くサッとやり取りができるわけです。

大きなデータになるとどのくらい時間がかかるのか?

では次は動画なんかの大きなデータを共有してみます。

スマホで撮った動画は解像度がフルHDや4Kとキレイになった分、非常にデータが大きくなりますよね?学校のイベントなんかで子どもを撮影したら数GBになることもザラです。

子どもの音楽発表会での模様を撮影した動画を送受信してみました。

データ容量は約1.3GB、時間は6分弱の動画です。

f:id:pompomponta:20171213222241j:plain

画像の通り約8分で転送が完了しました。

どうしても容量が大きくなると時間がかかってしまいますね。今後より転送速度の速い規格が誕生し、書き込み速度も向上すればここらへんは改善されることでしょう。

まとめ

Android端末同士でも、オフラインでファイル共有ができる。それもGoogle謹製のアプリでですから、それだけでも非常に価値が高いですよね。

1つのファイルならLINEでやり取りすればいい場合もありますけれど、複数のファイルになると1つ1つダウンロードするのはめんどうです。それを手軽に、且つオフラインでできる。データ通信容量の節約にも一役買いそうです。

最初にも書きましたが、これが全Android端末にプリインストール、そしてOSに標準の機能になればさらに便利になりますね。現状だとアプリのダウンロードという手間がありますから。

ファイルマネージャーとしても機能が増えて、ESファイルエクスプローラーレベルになってくれればもう言うことなしです。こういった機能はできればOS標準であってほしいものですし。

今後の開発に期待大ですね。

ではでは