ASUSがZenFone 5シリーズの日本発売を発表!SIMフリー市場の覇権を握れるか?!
こんにちは!
日本のSIMフリースマホ市場に早くから参入し、業界を盛り上げてきたASUSが『ZenFone 5シリーズ』の日本国内販売を発表しました。
旧・ZenFone 5発売から3年半、この期間でASUSはMVNOでの取り扱いや自社サイトでの日本モデルの販売等で、SIMフリー市場で確固たる地位を築きました。当初は値段重視で物足りなかったスペックもどんどんハイスペック化。ディスプレイも5インチから6インチ超となり、『5インチのZenFone』ではなく『5番目のZenFone』として、名称が『ZenFone 5』に戻ってきたわけです。
というわけで今回は、ASUSが発表した『ZenFone 5』の日本国内モデル発表についてです。
ハイスペックとミドルスペック、どちらも押さえたZenFone 5シリーズ
今回発表されたのは
の3機種です。スペックは5Z⇒5⇒5Q、価格も同様に5Z⇒5⇒5Qの順に低くなっています。
ざっくりとしたスペックは以下のようになっています。
ハイスペックモデルではどうしても価格は高くなってしまってますけれど、そこをカバーするようにミドルスペックもしっかりと用意していますね。
この3機種で幅広いニーズに応えられてますね。
ZenFone 5/5Zは同一デザイン。17,000円の差をどうみるか?
ZenFone 5とZenFone 5Zは同一デザインで筐体の寸法も全く同じです。ディスプレイやカメラも同等で、違いと言えばSoCや急速充電への対応、通信の部分で『5』の2CC対応に対して『5Z』は3CC対応といったところ。ハード面での細かい仕様違いもあるんですが、言ってみればZenFone5ZはZenFone 5のアップグレード版といったところです。
発売時期も違っており、ZenFone 5は5月18日に発売予定ですがZenFone 5Zは6月下旬以降の予定です。
一刻も早くZenFone 5が欲しいなら話は別ですけれど、価格の差は17,000円。最新SoCやより快適な通信なんかを考えてそこに価値を見出だせればZenFone 5よりもZenFone5Zの発売を待つべきでしょう。
ぼく個人としては、使い切るかは別としてスペック至上主義者ですから、当然ZenFone 5Zをオススメしたいです。
普段使いの面では、おサイフケータイへの対応がないのが我が家では痛いところです。
DSDSはDSDVに対応していますので、4G回線の2枚同時待ち受けが可能となっています。MVNO2枚挿しやメインのキャリア回線+データ用としてMVNO回線を使うこともできます
2枚ともnanoSIMなのはすごく好印象なんですけれども、SIM2は排他利用ですからSDカードを使う場合はSIMを2枚使用できません。ここはなんとかしてほしかったですね。
4つの『AI機能』を搭載
ZenFone 5/5Zには以下の4つの『AI機能』が搭載されており、ユーザーの好みや利用状況を学習してより使いやすくなっていきます。
- AI POWER
- AI充電
- AI Display
- AI着信音
『AI POWER』はユーザーのよく使うアプリを予測してサジェストし、さらにアプリの切り替えも非常にスムーズになります。そしてZenFone 5ではAIブースト機能でSnapdragon636の性能を必要に応じてさらに約15%向上させられます。これによりハイスペック端末に迫る…とまではいかないまでも、ミドルハイの最上位クラスにパワーアップ。
バッテリーへの負荷を考えても平常時とうまく使い分けてくれれば、性能と待ち受け時間を両立させてくれそうです。
『AI充電』は機能をONにすることで、過充電を防ぎバッテリー自体の寿命を長持ちさせてくれます。ASUS BoostMasterテクノロジーで急速充電も可能です。
『AI Display』は端末を持ち上げてディスプレイを見るだけでロックの解除が可能になります。スマートスクリーン機能によって、ディスプレイを見ている間はロックがかからなくなります。
『AI着信音』は周囲の音量を判断。周りが騒がしければ大きめの着信音が鳴り、逆に静かならば着信音は小さくなるという便利機能です。通話中もノイズキャンセリング機能で聞き取りやすくなります。
普及モデルとして手の届きやすい価格な『ZenFone 5Q』
ZenFone 5/5Zと比べて、スペック的には劣るもののその分価格差も大きい『ZenFone5Q』
ディスプレイはノッチなしの6インチでカメラも光学式手ブレ補正がありません。
ですが、カラーはZenFone 5/5Zの2色に対して、ASUSお得意のレッド系を含めた3色を用意しています。色合いもソフトで可愛らしい印象ですね。カメラはインカメラもデュアルレンズになっており、自撮り需要を完全に狙っています。
そういった点を考えるとどちらかと言うと女性向けに作ってあるように感じます。
MVNOで安価に販売されるようになるんじゃないでしょうか?
また、おもしろいのがDSDSはDSDVに対応していないものの、SIMトレイはトリプルスロットになっており、SIMカード2枚挿しで同時待ち受けしつつ、SDカードも使えます。
まとめ
海外では今年の2月に発表され、日本での発売を今や遅しと待っていた方も多いのではないでしょうか?
ようやく日本でも発売されることになり、HUAWEIを始めとする中華スマホとのシェア争いに目が離せませんね。
すでにMVNOでの取り扱いや、端末単品での販売店も決まっています。
取り扱うMVNOの例を挙げると、
などなどです。
Amazonでも取り扱いますし、ASUS Shopでは現在(5月16日の時点では)予約受付中です。
できるだけ早く確実に欲しい方は予約をオススメします。
ではでは